大動脈弁置換術後2か月経過し降圧薬卒業試みる

食塩無添加日記 2021年4月1日

大動脈弁置換術後2か月経過し降圧薬卒業試みる

                             上島 弘嗣

 つい2か月ほど前まで、手術を受けねばならない、という大きな壁が目の前に立ちはだかっていたが、それはもうない。嘘のように突然に無くなってしまった。浮足立つのも無理はないが、2週間ほど前、術後の心臓リハビリを強化していたが、思い切って高台寺と知恩院の坂を少し早足で上がってみた。息切れせずに登れた。これをある偉い先生に報告したら、「冷や汗ものです」と忠告を受けた。もう少し慎重にした方が良さそうである。

 それとは関係ないと思うが、そのあと、持病のリュウマチ性の強い炎症が左肩に来て2日ほど寝られず、4,5日は着替えもままならなかった。ようやく、2日ほど前から自分で料理もできるようになった。

 回転寿司が食べたくなると、家では海鮮丼を作る。写真1は、近所の市場(スーパー)の魚屋さんで買った刺身である。半分を乗っけている。ご飯は前日のえんどう豆ご飯の残りをチーンしたもの。醤油はなしで、ワサビを沢山使っている。

 お汁は前日の残りのお汁に、お揚げとチンゲン菜、鶏肉の細切れ、キノコを足している(写真2)。塩や醤油を入れていなくても、具材がいろいろ混ざっているので良い出汁が出ている。

 あと一品、チンゲン菜に鳥の細切れを入れ、人参を加えて炒めた(写真3)。豪華な夕食ができた。

 2日前から降圧薬を全て切った。果たして、血圧はどうなるか。モーニングサージ(朝に血圧が急上昇する現象)がどの程度起こるか、しばらく観察することとした。もし、このまま切ることができたら、30年間ほど服薬していた降圧薬から、減塩、減量、運動療法で卒業できたことになる。もちろん、大動脈閉鎖不全で高くなっていたかもしれない分も入れてである。

写真1 無塩のワサビだけの海鮮丼ぶり、近所の市場の刺身を乗せた

写真2 キノコ、お揚げ、豆腐、チンゲン菜、鶏肉の細切れでいい出汁が出た

写真3 人参を刻み、お揚げ、チンゲン菜、キノコ、鶏肉の細切れ(写真2のお汁の具材と同じもの)を炒めた