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2016年11月17日

食塩無添加日記 

今日は、美味しくなかった料理の再生話と妻の裏話の二つを掲載します。

上島 弘嗣

 

失敗した料理をおいしく再生

珍しく妻が作った無塩の野菜の煮物がまずかった。それは、エノキ、もやし、白菜、春雨、豆腐、牛肉を入れて、野菜の水分でそのまま煮たものであったが、風味と味を感じることがなかった。野菜の余分な水分を吸収するために、わざと春雨の生をいれて工夫もしたというが,この料理は、水っぽくてコクがなく、もやしの青臭さが気になった。珍しく、美味しくないと食べなかった。

そこで妻は、カキを入れて牛乳でホワイトソースにして再生した(写真1)。これは、大変おいしかった。ちょっとした工夫で無塩でも風味が増し美味しくいただける例であった。

もう一つ、写真2は鰯のつみれのチヂミ風の料理であるが、これは、もとは鰯のつみれのハンバーグ風の料理で、鰯の癖が強く残り、もう一つであった。妻は、それを写真のように変身させた。それが、昨日いらないといった料理のやり直しであることに気がつかなかった。脱帽!

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写真1 カキと野菜のホワイトソース風味料理(妻の再生料理) 

美味しくなかった野菜の煮物をカキをいれて、ホワイトソースを作って再利用、

実に美味しくなった。もちろん無塩。

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写真2 鰯のツミレのチヂミ風料理(妻の再生料理) 鰯つみれのハンバーグは、

鰯のくせが強くて美味しくなかった。そこで、次の日、卵を加えてチヂミ風にしあげた。

これは実に美味しく再生されていた。

 

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無塩、減塩裏話

・・・無塩、減塩以前の話   (上島 嘉美)

 

食べ過ぎて朝になったらダイエット

 

これは約20年前ごろに、私が毎朝のように夫に言っていた毒舌川柳です。

仕事が忙しく、9時、10時以降に夕食を食べることが多く、大食漢の夫はかなりボリュームのある夕食を食べた後、自分でインスタントラーメンを作って食べる事が続きました。すると翌日の朝食は、「ダイエットする」と言ってほんの少ししか食べない日が続いていました。朝食を大切にしたい私は、しっかり朝食を用意しているので、もっと食べなさいよと言うと、「虐待や」と沢山作ったことを非難される始末でした。

よーしそんならと、朝食にインスタントラーメンを3日間連続で出したところ

「殺す気か」とのこと。夜遅くラーメンを食べるのと、朝食で食べるのはどちらが殺すことになるのでしょうかと思ったのですが、理屈は通じません。

今は逆で、私が早起きしてゆっくり自分の時間を過ごしていると、後から起きてきて、「ご飯まだ?」と催促する夫です。体重も減り、血圧も落ち着きましたが、これは減塩食の効果だけではなさそうです。何より夜遅く、寝る前までも沢山食べていた生活が、一番の問題だったようです。

日本は、まだまだ長時間労働で、遅い夕食をとる人が多いようです。仕事が終わらないなら、せめて夕方に軽く何か食べ、帰ってからは少量、朝食がおいしく食べられるくらいの量を目安に食べてみたらいかもしれません。朝、昼が少ないと、晩になるとどれだけ食べても満足しないようです。朝になったらダイエットは、太りたくない人には、逆効果になるのではないでしょうか。