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2015年3月13日

減塩の初級から上級を試みる勧め

早いもので、家庭での食塩無添加食を始めてこの3月で1年が経過しました。体重も55kg程度を維持しています。これも、昨年の3月から5kg減量してそのまま続いていますので、両方とも元の木阿弥にならずに面目を保つことができました。そう肩に力を入れているわけではないので、特に苦労したという思いはなく、今の課題はどうやって仲間を増やすかを考えているところです。

私の家庭での食塩無添加食をその程度で表すと“上級”と言えます。私も昨年の3月までは減塩に心がけるという程度の実践であり、これは、特に塩辛いものを避けるのは当然でしたが、他の料理も薄味にする、外食の時は薄味になるようなものを選ぶ、あるいは、もとから味の付いている料理には醤油は使わない程度の減塩でした。特に塩辛い物を避けるようにする程度を“初級”と定義すると、上級と初級の中間が“中級”と定義できます。かつては私は初級から中級をうろついていたと言えます。

世界保健機関(WHO)は2025年までに世界各国の食塩摂取量を一人当たり1日5g未満にすることを目標に掲げていますが、これは、中級の上に該当するのではないかと思います。私の食塩無添加食でも、食塩の摂取量は1日3g程度ですので、1日5g未満にしようと思うと、料理に少し調味料を使う、あるいは、家では食塩無添加を原則としても1日1食は外食になる場合が中級となり、食塩の摂取量が1日5g未満程度になるのではと思っています。私も外食が未だに多く、このときは薄味の外食を楽しむので中級になることも多々あります。そのような日は、日本高血圧学会の1日6g未満を満たしてはいても、私の日頃の食塩摂取量の倍近くになっているだろうと推測しています。

そこで、減塩を実践しようと思っておられる方、あるいは、何度か試みても失敗しておられる方は、まず、初級から始め次に思い切って上級を試してみられてはいかがでしょうか。そして、家で上級、すなわち、食塩無添加食に外食の機会があると、結果としては中級になりますし、1日5-6gを継続できる食習慣が身につくことが期待できます。

食塩無添加食のコツは2014年の8月に書きました7月17日の日記の中に書いていますが、もっと単純化すれば、要するに料理を極力しないように、食材のうま味をいただくと言うことと思います。下記の私の料理した本日の昼食の一品は、調味料無添加の焼き肉と生野菜のサラダです。これにご飯を一膳、これで十分に美味しくありがたくいただきました。

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写真 今日の料理しない食塩無添加食の昼食(私の料理)

調味料を加えずに牛肉をフライパンで炒めただけ。あとは生野菜と食塩無添加トマトジュース。