食塩無添加日記 2017年6月5日
美味しく簡単な無塩焼きめしと野菜スープ
上島 弘嗣
簡単にできる男の無塩料理の典型は焼きめしと野菜スープです(写真1と2)。焼きめしで大事な点はべたつかないことですので、野菜をたっぷり入れるときは、先に野菜をしっかりと炒めてから一度取り出します(妻にそう教えられました)。それから御飯を炒め、溶き卵を混ぜます。最後に、とっておいた野菜の炒めものと焼きめしを一緒にして炒めます。この焼きめしを作る時には、肉が冷蔵庫に無かったので、代わりに無塩のシーチキンを入れました。味の素も少し振りかけ、さらに鰹節を入れ込みました。私は胡椒を沢山振りかけていただきます。
無塩野菜スープは、豆腐をつぶしたものと揚げ豆腐が入っています。無塩のスープに油物が入っていると風味が増してスープが美味しくなります。野菜のうま味と油揚げが無塩料理のおいしさを作り出してくれます。
写真1(私の料理) 野菜たっぷりの無塩焼きめし。 野菜、無塩シーチキン、鰹節、
卵が入っています。
写真2(私の料理) 揚げ豆腐と豆腐入りの無塩野菜スープ。 油揚げを入れると野菜
のうま味と油がよくあって美味しくなります。
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無塩減塩裏話
上島 嘉美
炭水化物大好き人間の夫は、今は麺類を控えていますが、どれだけ沢山のごちそうがありおなかがいっぱいになっても、三食とも御飯とデザートが欠かせません。すぐにおなかをすかせて食事をせかせる夫ですが、自分ではなかなか食事の支度をせず、少し待たせるとおやつを食べたり、先に御飯を食べてしまいます。私はおなかがふくれると御飯はなくてもいいほうですので、御飯を炊くのと、御飯をよそうのは夫の仕事にしており、これで御飯をあとで食べることが増えました。
一合のごはんを三食で食べ、ほんの少し残ったときは残り野菜などをたくさん入れてチャーハンにすることが多く、かさが増えると御飯の量は少なくても満足するようです。
東京へ日帰り出張の時など、新幹線で駅弁を食べることがあり、御飯を少し残してきますのでこれは翌日のチャーハンにします。50グラムくらいの御飯でも野菜、肉、卵など沢山入れ栄養たっぷり、御飯好きの夫でも満足できるボリュームたっぷりのチャーハンができます。家庭菜園をしていますので、できそこないの野菜や硬い野菜、残りくずなどがたくさん出てしまいます。硬い物が苦手の夫も、みじん切りにして入れるとチャーハンにはかえって硬めのものが合うので、喜んで食べています。残り物、あるものを使って作るのが家庭料理の飽きない理由かもしれません。夫の料理の課題は、あるものを利用し、工夫して自分で最初から最後まで作る、まだまだです。
(だいぶ上達したぞ! 弘嗣)