食塩無添加日記 2020年4月24日
黒豆の水煮とその利用 上島 弘嗣
昔から疫病の流行は、人々を不安や恐怖に陥れてきました。私の町内も氏子である「祇園さん(八坂神社)」の、鉾が出る祇園祭りの始まりは、疫病の流行が収まるのを祈願して始まったとされています。もっとも、昔の祇園社の境内に住んでいても、新住民の私たちは、鉾は持っていません。
新型コロナウイルスの流行は、神だのみした昔と違い、まだ治療法やワクチンが開発されていなくても、ある程度の予防策は科学的な知見から可能です。国民の多くの人が免疫を獲得した段階で収束すると予測されますので、それまでの間、いかに医療機関が機能不全に陥らないようにするかが重要なことと思います。
さて、日ごろの健康管理もこのような状況下でも怠らないようにしたいものです。今日は、久しぶりに妻の作った料理を紹介します。それは、黒豆の水煮です(砂糖、調味料加えず)(写真1)。
これを利用してサラダにかけると写真2です。レタスの上に、無塩のシーチキンの缶詰、トマト、玉ねぎのスライスの酢漬け(無塩)、パセリを盛り付けています。好みで、無塩のポン酢を使いますが、玉ねぎのスライスの酢漬けがドレッシング代わりです。野菜のそれぞれの味に黒豆の風味も加わり、なかなかの味です。
写真3は、ホタテと小松菜の炒めものに、ブロッコリー茹で、鶏肉と人参の煮物の残りに、黒豆の水煮を加えたものです。ホタテは海水の塩分を含んでおり美味しいです。
この黒豆の水煮、デザートとしてのヨーグルトに掛けて(写真4)よばれました。茶色っぽいものは、リンゴとレモンの妻の手作りジャムです。これは、砂糖を使って煮詰めています。
この黒豆、いろいろと料理に使え、栄養分もあります。
写真1(妻の料理)黒豆の水煮(無塩、無糖)
写真2(妻の料理)レタスを敷いたものの上に、トマト、シーチキン、パセリ、玉ねぎスライスの酢漬け(無塩)、黒豆を掛けた野菜サラダ。シーチキンは食塩無添加のもの。
写真3(妻の料理)ホタテと小松菜の炒め物に、ブロッコリーの茹でたものと、残りの鶏肉、人参の煮物を加え、黒豆の水煮を添えたもの。ホタテの自然の塩分のみの味つけで、美味しいです。
写真4(妻の料理)デザートとして、プレーンヨーグルトに、黒豆を掛け、手作りリンゴジャム(砂糖入り)、ミントを添えたもの。