2018年4月12日

食塩無添加日記 2018年4月12日

食材のうま味を生かす、あるものを使う 

上島 弘嗣

 

最近とみに困ることは、旅行したときのお弁当の選択である。駅弁は沢山並んでいるがこれなら食塩は少ないかなと思って買っても、味が濃くて食べられなくなった事である。結局、買ったものの多くをそのまま持って帰り、脱塩して家で再利用するのが精々である。

さてこの頃は、週によっては妻よりも食事を作る機会が多いことがあるが、徐々に作ることの楽しさ、息抜きの様な感覚を覚えるようになった。冷蔵庫にあるものを上手く使う、残り物を再生する(これは妻から習った)ことである。

写真1は残り物の大豆入り汁物(無塩)と野菜、肉などをカレー粉(もともと無塩)で煮て、今回は山芋を少しすりおろし、とろみを付けた。写真2は、例によって、エビなどの具材で味を付けた焼きめしである。少し、化学調味料を入れてもよい。写真3は、釣ってきた小さなガシラ(カサゴ)を唐揚げにした物である。どれも無塩だが満足の行く味になった。

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写真1(私の料理) 無塩のカレー汁 カレイパウダーを適当に辛味がつくまで入れ、あとは、具材とともに煮る。肉とジャガイモ、玉ねぎなどの風味が生きた。とろみは山芋があったので、それを擦って入れた。

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写真2 焼きめし(私の料理) 好物のエビを入れると実に美味しく仕上がる。七味をたっぶりと掛けて食した。化学調味料を一振りして炒めた。

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写真3 ガシラの唐揚げ(私の料理)唐揚げは鶏でなくとも、何でも美味しい。その油で、カボチャとナスの天ぷらを作った。無塩で美味しい。