アクセントを付ける無塩ピクルス風蕪酢

食塩無添加日記 2020年12月17日
アクセントを付ける無塩ピクルス風蕪酢
                             上島 弘嗣
前回のブログで、無塩食や低塩食を美味しくいただくコツの一つは、やはり料理にアクセントを付けることと述べました。食塩を含まなくても、香や食感、うま味、苦味、甘味、酸味などに富むものは、料理を引き立ててくれます。私のよく使うアクセント調味料・食品は、七味、胡椒、ワサビ、とろろ昆布、カツオ節、海苔、酢、無塩ポン酢、ニンニク、ショウガ、などです。
 季節もので、今、蕪がおいしいですが、妻はこの蕪を酢につけて生姜を細切りにしたものを混ぜて、アクセントになるものを作ります(写真1)。私は、これを、無塩料理の何にでもかけていただいています。要するに、無塩ピクルス風のアクセントです。
 さて、新年には皆さんおせち料理やお雑煮を楽しまれる方が多いと思いますが、油断すると食塩も多く入ります。体重も増える可能性があります。過去のブログにおせち料理をいかにうまく食べるかの記録が残っています(2015年1月30日報告)。覗いてみてください。
 さて、私の持病の弁膜症も手術の時期となりました。このブログは、可能なら続けますが、中断するかもしれません。
来年2月には、これまでのブログの一部と新たな原稿を加えて、ライフサイエンス社より、「ドクターうえしまの塩きり奮闘記」と題した本を出版する予定です。皆さんの減塩のご参考になればと思っています。
 それでは皆さん、コロナ感染予防に十分に留意され、よいお年をお迎えください。

写真 無塩蕪酢、赤い色は赤蕪を使った時の残りの色。生姜を細く切って混ぜている。無塩、低塩の料理に合わせて食べると美味しい。