大好きな麺類を残りのシチューを使い食す

食塩無添加日記 2020329

 

大好きな麺類を残りのシチューを使い食す

                          上島 弘嗣

 

先月は、乾麺を茹でて出汁に塩分を添加せずに食したが、今回は、無塩麺を使ってみることにした。かなり前、単純に無塩麺に無塩出汁でうどんを作ったが、これはもう一つであった。無塩麺(写真1)を無塩出汁でおいしく食するには、それなりの工夫が要る。因みにこの無塩麺、日本高血圧学会の理事長を歴任された、東北大学医学部内科の伊藤貞嘉教授(当時)が業者と一緒に開発し、2016年の第39回日本高血圧学会総会で公表されたものである。

さて、妻が作った無塩のシチュー(写真2)が残っていたので、これを汁にしてうどんを食べてみようと思った。このシチューは生カキも入っているのでコクがある。無塩麺を茹で(写真3)、その上からシチューを掛けて出来上がり(写真4)。およそ和風のうどんとは異なるものとなったが、悪くはない。余った料理をうまく組み合わせるのも、料理の工夫の一つである。

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写真1 無塩の麺。無塩でも通常の乾麺と同じようなコシがある。

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写真2 妻の作ったシチューの残り、生カキが入っているのでコクがあり、鶏肉のうまみも加わり無塩でもおいしい。これをうどんの出汁に活用することとした。

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写真3 単純に無塩麺を茹でたもの。黒いものは、うどんを茹でる際に混じったホンダワラ(釣り船に乗った際、海に浮かんでいた)の一部。

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写真4 出来上がった無塩麺を使ったうどんに妻の作ったシチューを

掛けたもの。牛乳、鶏肉、カキも入っており栄養たっぷりで美味しかった。