汁物2品 薄味でも美味しい

食塩無添加日記 2022年7月25日

汁物2品 薄味でも美味しい

上島 弘嗣  

 先日、外食したが、その料理が塩辛くて閉口した。私は、原則、食塩を含む調味料は添加しないが、全く使わないかというと、そうでもない。0.1-0.2gの食塩単位なら使う場合もある。一食3gも食塩を取れば、1日9gになるので、これは食塩過剰摂取となる。1食2g以内なら、日本高血圧学会のガイドラインにある1日6g以内には治まる。

 ところで私は手の込んだ料理は、ギョーザや手打ちそば等以外は苦手である。写真1はいつもの野菜のごった煮汁。今日は到来ものの鮭の切り身があったので、それを前もって脱塩して、加えた。もちろん、少し鮭に塩分が残っているが、これがアクセントになって美味しかった。

 写真2は妻のごった煮汁。野菜の具材に加えて、カレー粉(無塩)とスーパーでも人気のあるオーツミルク(オーツ麦から作ったミルク状のもの)を入れたもの。片栗粉を加えてとろみを付けた。二品とも、塩分殆ど入らないものだが、美味しくいただけた。この日は、カキの冷凍が解凍してあったので、それも入れた。

写真1 私の料理 よくする野菜のごった煮汁。とにかく冷蔵庫にある具材をなんでも放り込む。ただ切って煮るだけである。今回は、いただいた鮭の切り身の脱塩したものも入れた。鮭の脱塩は先に茹でて塩分を落とした。鮭に塩分が少し残っているが、鮭がなくても、ジャガイモ、ビーマン、玉ねぎ、トマトなどの具材の出汁がでて美味しい。豆腐は食感がよい。

写真2 妻の料理 とろみのある野菜スープ。 具材はきゅうり、ブロッコリー、ミニトマト、カキ、ピーマンなど。カレー粉(ルーではない)、とろみ付けの片栗粉、牛乳アレルギーを避けるためにオーツミルク(麦から作ったミルク状のもの)を入れる。この日はカキの冷凍が解けたので、それも入れコクを出す。