2017年7月15日

食塩無添加日記 2017年7月15

 

  釣った魚のアラの煮こごりを活用:出汁が美味しい

                          上島 弘嗣

 最近、船釣りに凝っている。2年前、紹介されて知った福井県小浜市の若狭湾での根魚釣りの船に乗り、釣れたのです。後で知ったことですが、船長が腕を発揮して新米の私にも連れるように配慮してくれたのです。それ以降、通い続け、今では常連の一人になりました。何しろ、高級魚として名高い、アコウの30cmから40cmクラスが釣れるのです。数が釣れるのはガシラですが、これがまた、瀬戸内海の物とは異なり、大きいのです。多くは刺身や焼き物(無塩)で食べるのですが、アラがでます。アラは、空揚げなどにして食べていたのですが、処理仕切れなくて、先日アラをすべて鍋で煮ました。その出汁をパックに入れて冷蔵庫に保存しておいたら、美しい煮こごりとなっていました。

これだ、と思い、この煮こごりで野菜や豆腐を煮ました(写真1)。お味は、「うーん、実に美味しい」というのが感想でした。もちろん、塩や醤油は一切添加せずにです。

身は、せっせとせせって集め、それをかき揚げのようにして美味しくいただきました(写真2)。

 いずれも、贅沢な逸品です。

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写真1(私と妻の料理) 釣った魚のアラを煮込み、その出汁をとってパックに入れて冷蔵保存し、煮こごりとなったものを使って野菜や豆腐を煮ました。

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写真2(私と妻の料理) 魚のアラは、箸とフォークで身をせせって集め、小骨を取り除いて、野菜等を混ぜ、かき揚げとしました。