お弁当を作ってみた
仕事上、学会等で出張が多く新幹線をよく利用する。昨日、東京で一泊し学会に参加することになったが、1泊の旅行でも4食は外食になるので新幹線の中での食事をいつもの駅弁ではなく手弁当にした。最近、自分で弁当を作ったのは釣りに行ったとき以来のことであり、列車の中で食べるものは初めてであった。
作って3時間以内に食べるので、この時期、一度火を通しておけば食中毒の心配はなく、いつもの食塩無添加食を弁当にできる。駅弁としては、学習したうま味たっぶりの食材を使うことにした。鳥肉、サンマ、揚げ豆腐、玉ねぎ、セロリ、トマト、キャベツである。親友から送ってきた香りと甘みに満ちたラフランスの一切れも添えた。
写真ができあがりである。鳥肉と玉ねぎ、揚げ豆腐を炒め、鶏のうま味と玉ねぎの甘み、揚げ豆腐の風味とうま味を生かした。旬の生サンマは、焼いただけで美味しい。セロリはさっぱりとした味と香り、カリッとした感触が好きだ。トマトもそのままで美味しい。
ご飯は炊きあげたものを少し冷まして詰めた。一つ小さな梅干し、これはたぶんお正月に使った大福茶の梅干しと思うが、それを花に添えた。もっとも、これには手をつけずに食事を終えた(証拠写真3番目)。これで、外食の1回をいつもの無塩食で美味しくいただいた。サンマ二切れに含まれる自然の塩味だけであるので、たぶん食塩摂取量は1g以内であったと思われる。