高血圧コラム

原因・理由

高血圧に対する患者さんと医師の意識は同じとは限りません


日本高血圧協会
この度、製薬会社ノバルティスファーマ株式会社が、高血圧患者さんと医師の意識の違いを知るためのWeb調査を実施されました。血圧の目標値の設定や治療の強化において患者さんと医師の間に意識の差があることが示されました。患者さんと医師とのコミュニケーションなどご自身の診療に役立つ情報と考えますので、ノバルティスファーマ株式会社の許可を得て、日本高血圧協会として一般の皆様にご理解いただきたい点を整理してお知らせします。高血圧治療は患者さんと医師を含む医療者が一緒に治療に臨む必要がありますので、患者さんも治療に参画するべきという立場で解説しました。皆様の健康管理にお役立ていただければ幸いです。(以下の図はすべて、ノバルティスファーマ社が株式会社マクロミルケアネットに委託した2024年3月のWeb調査の結果を基に、日本高血圧協会が作成)

1. 高血圧に関するWeb調査の概要

2. 降圧目標値(血圧をどこまで下げるか)説明を受けている患者さんは3割未満

3. 高血圧に関する医師から患者さんへの説明:医師は説明しているつもりですが、患者さんの捉え方は違うようです

4. 家庭で血圧を測る:測定するように指導している医師は96%

5. 治療強化が必要な時の患者さんの希望の第1位は?生活習慣? それとも お薬?

6. 治療強化が先延ばしになる要因:医師は患者さんのことをこんな風に理解しています

7. 治療強化に関する患者さんと先生の心のすれ違い

8. 高血圧の薬のことで疑問があれば医師に相談しましょう

9. スライドと出典資料

スライド集(PDF)   スライド集

出典(PDF)      【出典】高血圧に関する調査(医師・患者)調査結果グラフ集